AIで作った画像には大抵呪文(プロンプト)が自動で埋め込まれています。性癖を暴露しているようで恥ずかしいかもしれませんが、皆が幸せになるには是非とも残し置いてほしいところです。今回は意外に知らないpngファイルの埋め込み情報について書きます。
PNGファイルをメモ帳で開いてみる
今回使用する画像はこんな感じ。NovelAI製です。呪文はmasterpiece,best quality,1girlです。
コレをAIで作った画像をメモ帳にドラッグ&ドロップしてみましょう。
デタラメな文字列の中に呪文を思われる文字列があります。埋め込み情報は暗号化されていないので、確認だけならメモ帳でも出来ます。
メモ帳だと見づらいのでTweakPNGを使う
TweakPNGというソフトを使うとこのように表示されます。
メモ帳と比べて見やすいかと思います。tEXtがPNGのテキストデータの領域なので、消したり改変しても画像データには影響ありません。
PNG埋め込み情報は編集すると消えてしまう
黒海苔やモザイク等、編集すると埋め込み情報が消えてしまいます。NovelAIのような統一環境であれば、”修正されていないオリジナルの画像”をユーザー側で再現できるわけですから、是非とも埋め込み情報は残して欲しい!
TweakPNGを使って編集前の画像から編集後の画像へ埋め込み情報をコピペ
モザイク編集してみました。埋め込み情報が消えているので、上の画像をダウンロードしてNovelAIに読ませても何もおきないはずです。これに元情報を入れてやりましょう。
①TweakPNGを2つ開いて、編集前の画像と編集後の画像を開きます。
②編集前の画像のtEXtを複数選択してCopyを押します。
③編集後の画像の2行目を選択してPasteを押して保存。以上です。
ちゃんと動作するかNovelAIに読み込ませてみましょう。成功していればNovelAIが情報を読み込みしてくれるはずです。
元情報を入れた編集後の画像です。完全再現は仕様上出来ないんですけど、ほぼ同じ画像になるはずです。ならない時はNovelAI再読み込みしてください。
まとめ コレを使って色々できるよね!
どうでしょうか。色々夢が膨らみますよね。続きはNoveAIで!とか、あるいは画像とは似ても似つかないむさくるしいおっさんが出ても面白いかもしれません。