ReShadeでレイトレーシング DOAXVVをレイトレでよりリアルに

ReShadeでPascal Gilcher氏のレイトレーシング(RTGI)が使えると聞いてググってみましたが日本語記事が全然出てきません。なぜ?
仕方ないんで英語圏の記事や動画を参考にDOAXVVにレイトレを適用させてみました。ほぼ全ての3Dゲームに使えるのでイリュージョンのゲームやカスメにも使用可。

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ReShadeのインストールについてはここでは触れません。ググってください。レイトレを動作させるに当たり必要なものはReshadeだけで最初に入ってるエフェクトは一切なくてもOKです。
ReshadeをインストールしたらRTGIのファイルをインストールしたフォルダ(ゲームのインストールフォルダ内のreshade-shadersフォルダ)に放り込むだけです。

まずはゲームを起動させてRTGIを動作させてみましょう。
Lighting channelがレイトレだけの表示です。グレー一色なので、ちゃんと動いていないことになります。

D3D11タブ(DOAXVVの場合)でレイトレに使える入力を探します。

見つかりました。

レイトレが正しく動作している場合、ちゃんとした影の像になるはずですが、なっていません。この場合、入力の数値のどこかを反転させる必要があります。反転したいところの数字を0から1にします。

反転させると……

正しく動作しています。あとは自分の好みで細かく設定。

左Before 右After

画像のシーンでは非常に分かりづらくて申し訳無いのですが、リアルな影がつくことによってコントラストや立体感のある絵になります。フィオナの後ろ髪の影が分かりやすいでしょうか。感覚的にはより正確なSSAO+反射光といった感じ。ReShadeのエフェクトなんでGUIにも影が表示されてしまいますがそれはご愛嬌。
あと、グラボ負荷が凄まじいのでグラボにパワーリミットかけてあげるとうるさくなくなります。