LoRAの学習データを作るとき、キャプションファイルの整理って地味にめんどくさいですよね。そこで自分で使うために作ったのが 「Simple LoRA Tag Editor」 です。
プログラムの知識はほぼゼロ。それでも作れたのは、GoogleのAIコーディングツール 「Antigravity」 があったからです。というわけで、どんなソフトなのかざっくり紹介します。
Simple LoRA Tag Editorとは?
AI画像生成の学習(LoRA作成)で使う キャプションファイル(.txt / .caption)を効率よく整理・編集・自動生成するためのツール です。Windows / macOS / Linux に対応しています。
Windowsなら同梱の run.bat をダブルクリックするだけで起動します。初回のみ必要なプログラムが自動インストールされるので、難しい設定は不要です。
主な機能4つ
① 手動編集(Manual Editor)
画像を一枚ずつ確認しながらタグや文章を編集できます。

- 画像プレビューで内容を確認しながら編集
- 前後の画像へボタン一つで移動
- 編集内容は自動保存
② バッチ処理(Batch Processor)
大量のファイルのタグをまとめて変更できます。一枚一枚操作していた手間が一気に省けます。

- 追加:全ファイルに特定タグを一括追加(先頭・末尾を選択可)
- 削除:特定タグを全ファイルから一括削除
- 置換:あるタグを別の言葉に一括置き換え
- タグ検索&一括削除:キーワード検索 → チェックボックスで選んでまとめて削除
- サブフォルダ内のファイルも対象にできる
たとえば hair で検索すると long hair・short hair・hair ornament などがリストアップされ、不要なものだけ選んで削除できます。
③ NPZクリーナー(NPZ Cleaner)
学習ソフトが古いキャッシュ(.npz)を読み込んでしまい、画像の変更が反映されないことがあります。そういうときに .npzファイルを一括削除してキャッシュを作り直させる 機能です。

画像の解像度を変えたときやファイルを整理し直したあとに使うと便利です。
④ 自動タグ付け(Auto Tagger)
AIモデルを使って、画像からタグを自動生成します。手動でタグを打つ手間が大幅に減ります。

- デフォルトモデルは
SmilingWolf/wd-eva02-large-tagger-v3(初回起動時に自動ダウンロード) - タグとして認識する確信度(閾値)を自分で設定できる
- 常に追加したいタグ・除外したいタグを登録可能
- HuggingFaceのリポジトリ名を入力すれば別モデルも使える
- サブフォルダ内の画像もまとめて処理できる
Google Antigravityで作りました
このソフトはプログラミングの専門知識がない自分が、Googleが開発したAIコーディングツール 「Antigravity」 を使って作りました。
「こんな機能を追加してほしい」「ここが使いにくい」と日本語で話しかけるだけで、コードを書いてくれる。あとは動作確認して、また相談する。その繰り返しで、自分では絶対に作れなかったものが完成しました。
コーディング経験がなくても、ソフトが作れる時代がきてますね。
注意点・免責事項
プログラマーではない自分が作ったソフトなので、予期せぬ不具合が出る可能性があります。技術的な問題が起きたとき、対応できない場合もあります。その点はご了承のうえ、自己責任でお使いください。
まとめ
LoRAの学習データ整理に使える自作ツール「Simple LoRA Tag Editor」の紹介でした。
- 手動編集・バッチ処理・NPZクリーナー・自動タグ付けの4機能
- Windowsなら
run.batをダブルクリックするだけで起動 - Google Antigravityを使ってプログラミング知識ゼロで制作
自分用に作ったものですが、同じ悩みを持っている人の役に立てばうれしいです。

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